報告 12/15まちづく合同会議  地域の課題かたりあう

まちづくりの会ニュース 2018・12・16号

報告 12/15まちづく合同会議  地域の課題かたりあう

 12月15日、《まちづくり大忘年会》〜日吉本町 オブライエンズ・アイリッシュにて開催〜に先だって、まちづくり合同会議が開催され、日吉、箕輪、綱島、南日吉、下田(本町5丁目)外から7人が参加しました。
 報告は、「横浜市の学校用地購入価格をただす会」から小嶋様、「住みよい綱島・箕輪・日吉のまちを考える会」から渡辺、そして、松下通信跡に中学校の建設を求める連合町会ぐるみの大署名運動にも参加した八木様から、その後の綱島再開発計画の現段階についての情報資料、また、新吉田に在住でマンション管理士でもある江崎様からロイヤルマンションの例も引き合いにされながら、マンション管理組合と住民自治との関連、管理業者依存の弊害や綱島再開発で100m超高層マンション2棟建設と新駅建設と三つの大工事の進行に対する地元住民の態度(反対の声が出ない)をどう見るかなどのコメント、本町6丁目の高園様からは崖地の斜面の木々を伐採し、37戸の戸建て住宅建設が進んでいる。議員さんにも相談しているが、住民としてどう対処したらいいのか、勉強しないと見当もつかないという訴えがありました。
 限られた時間の限られた参加でしたが、それそれの地域でぶつかっているまちづくりをめぐる取り組みの状況について交流されました。
 同時に、横浜市政すすめる大企業優先の市政のあまりにも典型的な事例である学校用地(公共用地)購入に当たって、野村不動産所有の私有地を不法に高い価格で買い入れ、過剰な貢献(損害補償)をしていることをただす課題について、横浜市民全体の課題として一致して取り組もうという点を共有することとなりました。
 渡辺の報告は、12月12日の野村不動産側との話し合い報告㈪を含むものです。
 添付㈰します。

野村不動産との調停を求める聴聞会は20日に開催

 12月20日から、「横浜市中高層建築物及び開発事業に係る住環境の保全等に関する条例」に基ずく、野村不動産(事業推進三部長 足立総一郎氏)と住民側渡辺他24人の間の、横浜市による調停がはじまります。
 20日には、調停ための聴聞会が行われます(資料添付)。住民側は1時間にわたって市が任命する調停委員(3人)の前で調停を求める理由を述べ、また、質問を受けることになります。
 こちらが求める調停要請項目は以下の通りです。
 ㈰保育所問題
 ㈪防災備蓄倉庫問題
 ㈫工事に関する事項
 ㈬道路・交通問題
 ㈭広場・貫通道路等地域貢献スペース問題
 ㈮風害について
 ㈯住民との意見交換・協議に難する件
 ㉀階高の縮小に関すること
 これまでの野村側との話し合いの中で、不一致を整理し、絞り込んで、調停を求めていきます。地区計画さえ守れない、まちづくりの名によるまち壊しの違法は、設計変更によってただされるべきであることを主張します。
 渡辺他の調停開始につづいて西川・山本様他40人余の調停も始まります。

12月24日25日に急遽、設計変更説明会 

 私たちの話し合いとは別に野村不動産の「設計変更に伴う住民説明会」(条令出義務ずけられたもの)が開催されることになりました。A工区、B工区で駐車場を減らし、C工区で増やすという”変更”のようです。駐車場の総量は増加するとのことです。問題が多く、団地内の住民にとっても混乱必至の、北・南のみの道路出入り口問題をそのままにして、駐車場だけは増やすとは、どんな道路・交通状況イメージしているのか。とんでもない話です。年末のどさくさに紛れて、とにかく「住民説明会をやった」のアリバイを許してはならないのではないでしょうか。
 参加を呼びかけます。

12月24日 10時から 慶応大学 協生館 2階
12月25日 7時から  慶応大学 協生館 2階