(㈵) 12.12の野村側との話し合い(6回目)のまとめ

        この間の到達 12.15まちづく合同会議資料

(㈵) 12.12の野村側との話し合い(6回目)のまとめ

参加:住民側 木間、高野、金沢、国分、西川+1人、渡辺、高園+1人(下田)9人、   野村側(工事業者の住友から一人)5人で行われました。
期日:12月12日 5時15分から8時15分
場所:日吉地区センター
内容:「企業はまちづくりづくりへの責任をはたせ」
㈰工事・工事協定について
㈪道路・交通問題
保育所等地域貢献問題
㈬圧迫感低減検証ー模型問題
ほかについて、

(1)工事・工事協定
◯まずは、工事か住宅地の真只中の工事であること、高層大規模工事が、一棟だけでなく 3棟連続する現場であること。騒音一つ一過的でなく半年、1年またそれ以上継続する 工事現場であること、そういう工事の住民への影響を減らすためのものであるという認 識が住民側からこもごも出された。
?工事業者(住友)からは工事説明資料と一般的な《案》が提示される。
◯話し合いで、
 ㈰「工事時間」で、特定建設作業(85デシベルの騒音の出る工事)は、9時ー5時と  することを明記
 ㈪日曜日・昼休み時間、工事しないことも明記
 ㈫騒音測定器計・震動測定器を配置し、測定された記録を保存公開する
 ㈬『工事遵守事項』の例外的作業を行う場合、事前に周辺住民に告知すること及びその  周知方法を決める。
  つまり、一般的な予定の工事についてではなく、「例外」として、時間規制外に行わ  れるものについて、突発的な場合はともかくとして〜その場合でもスピーカーでアナ  ウスするなど〜、周辺住民に事前に知らせることです。
 考察
 これらの点が、「工事業者側が社に持ち帰り検討」となる。昼の時間(「昼休み」ほか)も「工事をしないこと」は新しい要望。他のことはすでに前回までの話し合いで提示してきた事柄。そして、すでに、杭抜き工事など特定作業が計画化されているのに、「これから持ちかえって社内検討」というのは、あまりに対応が遅く、問題を軽く見ているのではないか。

(2)道路・交通問題
 ㈰綱島街道への出入り口をつくらないことについて、
?那波氏は「大前提として、南北出入り口で車両運行がどうなるかシュミレーションをし た。北口の慢性的渋滞の調査もした。信号の間隔の問題やバス停による渋滞がある。青 の間隔を伸ばすとか、バスベイをつくることにした。それで北側の運行も大丈夫、とい う結論をだした。」とした。
◯先の話し合いで「警察の指導」で出入り口は検討さえしなかったということだったが事 務局の渡辺が担当課(神奈川県警交通指導課)に確認した結果、警察としては信号機設 置については交通法規上の規定があって指導している。幹線街道への出入り口について は、渋滞の原因になるのでつくらないようにするという県の建築局の方針があるが、法 的な定めはない。野村側が、安全人命対策をしてどうしても出入り口をつくりたいとう ならば検討する」といっている。警察の指導で、出入り口ができない、というのは根拠 がないした。 
?野村の担当者は、警察からの回答は上司から聞いた。「あれ?と思うことがないわけで はないが、警察と改めて話をしたい。ただ、「警察との協議」は、「綱島街道への出入 り口をつくらない」という設計の「一要素」だった。それとは別に、街道沿いの「歩行 者空間を豊かにする」という視点にたった。その時、歩行者空間と交差する道路はいか がなものか」ということであった。これを矛盾しない仕方で、出入り口はできないか。
◯「警察の指導」といってきたが、先ほどの話で、むしろ野村側の「歩行者空間を豊かに する」という設計方針を重視したということがわかる。その方が「見栄えがいい」とこ とであったのではないか。結果、具体的な車両の流れを考えたらめちゃくちゃな計画に なってしまった。
◯住民は問題を指摘し続けて来た。住民の声を無視してきた結果だ。
?いろいろな意見を踏まえてやった。
◯住民の誰がいいといったのか。そんな人はいない。
◯アセスメントをして、大丈夫、というが、通行車両の量など少なすぎる予測だ。長年住 んできた住民の経験からの判断を軽く見ている。
◯今ある信号を活用して、出入り口をつくれ。

㈪まちづくりの基本問題としての道路交通問題

◯野村さんは「まちづくりだ!」「真のまちづくり」「100年未来都市」みたいなこと を言ってきた。「まちづくり」というならば、道路問題、交通問題は前提問題だ。それ がなっていない。今からでも遅くない。見直せ(住民)。
◯マンションとしては、車使用制限をかけないと車を外に出せなくなるのでは。どんづま りになってしまう。団地に住む人たちが困るだろう。
◯交通量調査を行って大丈夫というが、データはどうなのか。実態自体が以前とかわって いるのでは。見通しの見直しが必要なのではないか。
◯南日吉団地入口の交差点(ジョナサン前)の信号の右折禁止を解除しても、二車線がな い。動きがとれない。渋滞がとんでもないことになる。今もつかまっている車両が多い。
野村側が道路を提供するなりしないとだめだ。
◯工事車両の出入り口を生かす。
?綱島街道への出入り口の移設は、大きい工事。計画変更なしにはできない。いまさらで きない。じゃあ、何ができるのか、は考えなくてはいけない。シミレーション をやり 替える?
◯そもそもボリュームが大きすぎる計画なのだ。インフラがともなっていない。審議会で も、住民も 一貫して指摘してきたことだ。 

(3)保育所施設ほか社会貢献問題

◯90人規模から60人へ。どういうことか。
?市から問い合わせを受けている。会話を始めたところ。90人から60人にかえた、と いう認識はない。横浜市から90人定員にしてくれという話もなかった。
◯1320戸に60人規模などぜんぜんたりない。地域貢献どころか地域圧迫だ。
?60人定員1施設だけで足りているという認識ではない。子どものための施設はほかに もある。他の施設とのバランスで考える。
◯地区決定では、地域貢献施設の配置を確認している。保育所にしても一ヶ所以上はダメ。 60人以上規模だめ、と制限しているわけではない。高さ、容積率制限とは違って、増 やすことになにも制限はない。戸数をへらし保育施設に当てるという判断は地区計画の 決定に反するものではない。
◯ドックランと園庭と同じ程度の広さでバランスをとった、といえるのか。ドッグランは なくなったけれど。 
◯周辺の公園は園庭の内保育所園児の順番待ちだ。団地の中に正式な公園を配置すべき。
保育所を民間に運営させるとしえ10年後の需要がどうか、安定経営の見通しが保障さ れないでつくればいいとなならない。民間業者ものってこない、といった認識が「住民 の意見書」への回答にあった。この地の保育のニードは10年でなくなるというような ものではないのではないか。

(4)圧迫感低減。模型問題

?1/1000の模型は前回指摘の周辺建築(南側プラウド)の高さ訂正。製作側として 周辺地域との関係で「圧迫感」の大きさを感じさせるような模型をつくるという点では 不十分だった。つくり直したい。今回のものは展示場の倉庫に収める。2月まに作り直 す。範囲を広げ、高低さも出るもの。
◯1/1000のものは、それとして駅前でも展示し、住民の反応をとって欲しい。
◯見ての感想・・翌日のメールから。
(5)その他
◯工事協定をめぐって・・・町会長は協定を結ぶことで負う責任を負担感じ、結ぶことに 消極的になることが多い。野村側が責任をもつ、ということ明確にして説得を。
◯話し合いの内容は、これまで、話し合いの途上でもあり外に対し発信してこなかった。 今回の確認を区切りに発信に踏み出すことについて了承をもとめる。
?異議はない。誤りは誤りと訂正させていただく。

(㈼)調停聴聞

㈰12月20日・・・渡辺
  ㈪     ・・・西川、山本

(㈽)「A、B工区駐車場計画変更」による説明会
      (中高層条令にもとずく)
㈰12月24日10時より、慶応大学協生館
㈪12月25日7時より、慶応大学協生館

(㈿)町会HP掲載、自前フェイスブック

㈰町会HP投稿・・・17日12時打ち合わせ

㈪カネコさんの仕事の引継ぎ